...期待にときめく心で彼女の魅力はいっそう輝きを増していた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...すずろに胸(むね)のときめくは...
薄田淳介 「白羊宮」
...春の夜になって心のときめくを覚えるにつれてもこの冬中耳について離れなかった淋しい鉢たたきを思い出すところにこの作者の地味な心持が伺われるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...そのような胸のときめく風の便りを受けとった...
太宰治 「猿面冠者」
...胸のときめく娘もいた...
太宰治 「ロマネスク」
...故知らぬよろこびに胸がときめくのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...人のわびしく老ゆる時こゝろときめく口づけに若きいのちを吸はしむるなれは盡きせぬとよみきか...
土井晩翠 「天地有情」
...いかに多くの知人らがそこに集まってることだろう! オイレル老人――その婿――先のほうには、幼年時代の友だちや、いっしょに遊んだことのある少女たち――また彼方(かなた)には、心ときめく名前、アーダ……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また人の香(にお)いのときめくを感ずるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして走つてゐると彼は何となく胸(むね)のときめくのを禁(きん)じえない...
新美南吉 「坂道」
...ああこのわかやげる思ひこそは春日にとける雪のやうだやさしく芽ぐみしぜんに感ずるぬくみのやうだたのしくうれしくこころときめく性の躍動...
萩原朔太郎 「青猫」
...今をときめく威勢のいい億万長者のようではなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...心のときめく風であったことは同じで...
柳田国男 「海上の道」
...胸がときめくように感じて狼狽(ろうばい)した...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...胸の血の奇(あや)しくもときめくよ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
......
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...君は常にときめく韻(ゐん)をもて歎きながらわななく熱き胸を語り給ふとこそ覚(おぼ)ゆれさて...
與謝野寛 「失楽」
...ときめく胸の中で...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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