...とうとう筐の蓋を取つた...
芥川龍之介 「好色」
...とうとう背中を上に向けた...
海野十三 「人体解剖を看るの記」
...とうとうそれをパリでやっちゃった...
大杉栄 「日本脱出記」
...弾劾することはとうとうやめてしまい...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...とうとう手懸りがあった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...彼女は到頭(とうとう)家(うち)を脱け出して信州の彼が許(もと)に奔(はし)ったのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私はとうとうお嬢さんと結婚しました...
夏目漱石 「こころ」
...彼はとうとう自分の家とは反対の方角に走る電車に飛び乗った...
夏目漱石 「明暗」
...二この勝負はとうとう石川孫三郎の勝でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とうとう覚醒しなかった……兄は琴子を殺したのは自分だと思いこんでいるもんだから...
久生十蘭 「肌色の月」
...芦田――とうとう追いついた...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...そのうちにとうとう朝の最初の日影が窓からさしこんで来て...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...さすがの歩哨もとうとうねむさにふらっとします...
宮沢賢治 「ありときのこ」
...それでとうとう役人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とうとう地蔵様を拝んだということであります...
柳田國男 「日本の伝説」
...とうとう見切りをつけることに一致した黒ン坊一同...
吉川英治 「江戸三国志」
...とうとう湯にも這入(へえ)らずさ」「また切支丹(きりしたん)屋敷の道草があり過ぎたんだろう...
吉川英治 「江戸三国志」
...どうなさいましたか」「とうとう...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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