...突然(とつぜん)電燈(でんとう)の光(ひかり)に變(かは)つて...
芥川龍之介 「蜜柑」
...おでんと天ぷらだけは亭主のほうが造詣が深い...
伊丹万作 「わが妻の記」
...今走り出でんとする...
巌谷小波 「こがね丸」
...ひそかに懐中電灯(かいちゅうでんとう)を首領の顔の下に近づけて...
海野十三 「少年探偵長」
...かいちゅうでんとうをてらして...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...でんと飾ってある...
高見順 「いやな感じ」
...屋台の暖簾(のれん)を排して外に出でんとするを...
太宰治 「花吹雪」
...「あんたそないひがんでんと一ぺん姉ちゃんに会うて御覧...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...かのコンスタンチノープルに出でんと欲するの計画のごときは...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...世に出でんとする者と世を去らんとする者とにふさわしい穏やかな楽しみであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...觀世音寺にまうでんと宰府より間道をつたふ稻扱くとすてたる藁に霜ふりて梢の柿は赤くなりにけり彼の蒼然たる古鐘をあふぐ...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...高安博士来診、でんと座って、落ち着いて一席、桑野通子が風邪で倒れた話とか、長々とやり、おもむろに診察...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...已むなく思ひ絶えて出でんとするに...
正岡子規 「花枕」
...巨(おお)きな桜(さくら)へみんな百ぐらいずつの電燈(でんとう)がついていた...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...中にたくさんの豆電燈(まめでんとう)がついて...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...壺井さんのところでは大きい大きい茶ダンスをでんと茶の間にすえて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...でんと、雨溜(だま)りの地へ、十之丞が投げつけられた時、「おのれッ」と、同僚の島田左京が、甚内の横から斬りつけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...でんと腰をおろした...
吉川英治 「新・水滸伝」
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