...このまま続いたらまた例の発作で倉地に愛想(あいそ)を尽かさせるような事をしでかすにきまっていたから...
有島武郎 「或る女」
...彼は何をしでかすか解らない自分に...
池谷信三郎 「橋」
...心の中でかすかに感じていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...私はその婦人が途方もないことを仕でかすだらうと思つて...
薄田泣菫 「茶話」
...それらが一廉(ひとかど)の俳人になってどんな事を仕でかすか...
高浜虚子 「俳句への道」
...練吉が何をしでかすか知れない...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...なんとしてもちっとでかすぎて目立ちすぎますからな...
豊島与志雄 「古木」
...また何をしでかすかわかったものではありません……この間の晩も……」といって...
中里介山 「大菩薩峠」
...大きな月が靄でかすんでゐる...
林芙美子 「朝夕」
...まちがいなんかしでかすはずはないのだがね...
久生十蘭 「喪服」
...俺の機嫌を損ねたら何をしでかすか分からんぞ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...きりでかすんだ中にあるらしかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ひげの中でかすかに微笑ひながら...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...頭の上でかすかなうなり声がしたかと思うと...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...島から出せばどんな間違いをしでかすかもしれない...
山本周五郎 「さぶ」
...何をしでかすか知れない信長が――何が起るか測(はか)り難い危地へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼻腔でかすかな息をしながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...うしろでかすかな笑い声がきこえたようにも思われた...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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