...道風の書もつまらないぢやないか?信心気(しんじんき)のちつともないものには...
芥川龍之介 「好色」
...来てわたしをこのつまらない世界から連れ出しておくれわたしはお前たちと一緒に風の上に乗って行きたいみだれ散る波のうえを駈けあるき火焔のように山の上でおどりたいハアトお前は自分の言葉の意味が分らないのだメリイ神父様...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...どんなつまらない事だつて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...今見たらつまらない山かも知れない...
竹久夢二 「砂がき」
...つまらない名前の男が住んでゐた...
太宰治 「清貧譚」
...学校で教わって居るつまらないリーダーの文章ですら...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...こんなものつまらない...
土田耕平 「のぞき眼鏡」
...つまらない向(むか)っ腹(ぱら)を立てたものだわ...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そうしてつまらない問題ととっ組み合って怪物のつもりでただの羊を仕とめてみたり...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...ただ話したってつまらないもの...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...つまらない」「つまらない...
夏目漱石 「虞美人草」
...なあんだ、当り前だと思いながら、情(なさ)けないことに町人根生(こんじょう)がぬけないのだな、心ではそう思いながら、つまらない奴に、自然と頭が下がりやがる...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...今夜の茶話会もなにかそれに似たようなところがございます」なにをつまらないことをしゃべりちらしているんだろう...
久生十蘭 「だいこん」
...ビクともしない、つまらない、といふ顔で凝つと海の上を眺めてゐました...
牧野信一 「晩春の健康」
...さんざんそういうつまらない取越苦労をしたあげく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの人為的・因習的・地方的・なつまらない規則などは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(私のノートには「煙は上へゆくほど薄くなる棒のように」というつまらない形容が使ってある)町の東北のはずれから東にかけて...
山本周五郎 「青べか物語」
...つまらないようなはなしだが...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
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