...足許の壺(つぼ)を指(ゆびさ)した...
海野十三 「俘囚」
...しつぼうしてしまいました...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...蕾(つぼみ)がふくらみはじめたにちがいない...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...ねえ、つぼみさん...
太宰治 「新釈諸国噺」
...内心鬱勃(うつぼつ)たる憤懣(ふんまん)を槍に托し...
辰野九紫 「青バスの女」
...今では多少不自由ながらぼつぼつ歩き出すほどになつてゐた)だのいふことが...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...近ごろ見た書物に、蜜蜂が花野の中で、つぼみと、咲いた花とを識別するのは、彼らにものの形状を弁別する能力のあるためだということが書いてあった...
寺田寅彦 「破片」
...他の片すみにはバタ用の壺(つぼ)があって水がはいっていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「休養」をしながらぼつぼつと実験をしている中に...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...牡丹の花びらは少しづゝ少しづゝつぼまつて...
正岡子規 「蝶」
...宝引に夜を寐ぬ顔の朧(おぼろ)かな李由(りゆう)宝引の花ならば昼を蕾(つぼみ)かな 遊客などいふ句あるを見れば宝引はおもに夜の遊びと見えたり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...所々に壺穴(つぼあな)の痕(あと)があって...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...その中で藤壺(ふじつぼ)の女御(にょご)と以前言われていたのは三代前の帝の皇女で源姓(みなもとせい)を得た人であるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...壺(つぼ)の底にある正真正銘の物を示さなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...漆壺(うるしつぼ)をのぞくに似た陰たる鬼気のただよいであります...
吉川英治 「江戸三国志」
...あたかも坩堝(るつぼ)の溶液が砂利の間を煮え流れているよう...
吉川英治 「江戸三国志」
...御所の局(つぼね)のうちに...
吉川英治 「親鸞」
...大工町弥次兵衛「ありがとう」墨つぼを返して...
吉川英治 「宮本武蔵」
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