...つぶさに味って来た彼の眼(まなこ)から見れば...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...つぶさに甞(な)めなければならない運命を彼れは担(にな)ってかえってきたのだった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...小さな生き物たちの苦(くる)しみや悲(かな)しみをつぶさに知ります...
矢崎源九郎 「「ニールスのふしぎな旅 下」まえがき」
...つぶさに同地を研究して...
柳田国男 「故郷七十年」
...そのほか、江戸橋自身番の、庄七と由蔵の証言も、つぶさに、書きあげられてあった...
吉川英治 「大岡越前」
...まだ事情はつぶさにせぬが...
吉川英治 「黒田如水」
...その半兵衛からつぶさに報(し)らせて来たのである...
吉川英治 「黒田如水」
...それをつぶさに語るとなると...
吉川英治 「三国志」
...朶思王(だしおう)はなおつぶさに語っていう...
吉川英治 「三国志」
...つぶさに言上申しあげまする」とだけ...
吉川英治 「私本太平記」
...先頃伊勢陣でつぶさにその働きを見た明智光秀という人物への聯想である...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼はつぶさに聞かされていたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...川角道億(かわすみどうおく)の一文が最もつぶさにその状況を活写している...
吉川英治 「新書太閤記」
...……そしてかれらからつぶさに梁山泊の内状を話され...
吉川英治 「新・水滸伝」
...武蔵が一生涯のうちでいちばん悪戦苦闘したであろう古戦場をつぶさに頭へ入れて帰りたい...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...良兼が為に、人を損じ、物を掠(かす)めとられたる次第は、つぶさに、下総の国庁より、さきに、解文(げぶみ)を註して、言上せり...
吉川英治 「平の将門」
...つぶさに対策に載するがごとし...
吉田松陰 「留魂録」
...吟味役つぶさにこれを諾して...
吉田松陰 「留魂録」
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