...太い籐(とう)の杖(つえ)を引きずりながら...
芥川龍之介 「影」
...これを必要(ひつえう)としなかつたまでゞある...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...……………二本のお箸を杖(つえ)としておなかに一夜の宿を借り明日は出て行く下の関熱いものが胸から咽喉にぐっとこみあげて来たような気がした時...
梅崎春生 「風宴」
...生命(いのち)の綱とも杖(つえ)とも柱とも頼んでいた弟に死なれてからは本当の母ひとり娘ひとりのたよりない境涯(きょうがい)であった...
近松秋江 「黒髪」
...コゼットは死に絶えた一家のただひとりの末裔(まつえい)となり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...逝(ゆ)く日を杖(つえ)に...
夏目漱石 「虞美人草」
...表現形式(へうげんけいしき)の完全(くわんぜん)といふ事は必要(ひつえう)な事ですが...
南部修太郎 「三作家に就ての感想」
...『雪寃録(せつえんろく)』という本に書いてあることです」と...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...つえを 持ってくること 2回...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...その竹はいつもおばアさんの杖(つえ)になるので...
正岡子規 「初夢」
...伊東は晴れた空の下に杖(つえ)を振って...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...『不必要(ふひつえう)で御座(ござ)います...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...かれはつえでわたしをつきのけた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...民画の美を代表する大津絵(おおつえ)を見られよ(本書「挿絵について」挿絵第二十三図)...
柳宗悦 「工藝の道」
...自然木の杖(つえ)を突いて...
山本周五郎 「似而非物語」
...見物のなかから一本の紅(あか)い杖(つえ)がスッと伸(の)びて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ふかい血縁(けつえん)のある家すじである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...昔臣連の大貴族として勢力を持ったものの末裔(まつえい)が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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