...だらしなくもしてをられません...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...主としてだらしなく浴場を使うのを避けた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...だらしなく画絹の前に坐ると変な手附(てつき)で馬鈴薯(じやがいも)のやうなものをさつと塗(なす)くつた...
薄田泣菫 「茶話」
...そのころすべてにだらしなくなつてゐて...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...だらしなくげらげら笑ふものらしい...
太宰治 「富嶽百景」
...何かしらだらしなく見えるのと...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...だらしなく締めた派手な帯揚げの中から覗(のぞ)いている...
徳田秋声 「仮装人物」
...だらしなく寝たまま...
中里介山 「大菩薩峠」
...だらしなく横たわったりすわったりしているのが目にはいった...
中島敦 「李陵」
...そしてだらしなくはだけている襟もとをあわててかき合わせよう...
中村地平 「南方郵信」
...だらしなく尾をたらして...
萩原朔太郎 「宿命」
...その緊迫した金五郎の表情と態度に、つべこべと、抗弁する口を封じてしまう、おかしがたく厳(きび)しいものがあって、不服と不満で、仏頂面の子分たちは、だらしなく、二階へ追いあげられた...
火野葦平 「花と龍」
...だらしなく涙が流れ出てゐます...
槇本楠郎 「栗ひろひ週間」
...島で銅鑼(どら)がだるそうにぼんぼんと鳴り椰子の木もパンの木も一ぱいにからだをひろげてだらしなくねむっているよう...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...奴等がだらしなく下げている尻尾を掴んだ時...
矢田津世子 「反逆」
...だらしなく口をあけてこちらを見た...
山本周五郎 「七日七夜」
...……寝衣(ねまき)の裾をだらしなくひきずって...
山本周五郎 「陽気な客」
...それまでだらしなく震えていたパイクは...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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