...「おんたまものの光は身に添い...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...平素からの防空訓練の賜(たまもの)であることは明かであります...
海野十三 「空襲警報」
...実(じつ)に春海大人(はるみのうし)の賜(たまもの)なりけり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...地理的事情その他の環境の賜(たまもの)が大きい...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...これ皆上天の賜(たまもの)也...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...もし質問する人でもあったら一々明細に説明する事の出来るのは皆当時の経験の賜物(たまもの)である...
永井荷風 「夏の町」
...君公(くんこう)の賜物(たまもの)のほうをはるかに重しとすべき議論も一通り立つから...
新渡戸稲造 「自警録」
...吾々は今日に居て只管(ひたすら)先人の余徳その遺伝の賜(たまもの)を拝する者なり...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...古人の賜(たまもの)に非ざるをえんや...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...これを良婦人の賜(たまもの)といわざるを得ず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...幸に今度の全快は近年節酒の賜(たまもの)に相違ないと云(いっ)たのを覚えて居るから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...地位と財産といふ賜物(たまもの)を與へられてゐる貴婦人が一人の紳士の前に掛けて微笑(ほゝゑ)んでゐる...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...げつそりしないたまもの...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...遊戯の約束は決して破らないそれの たまもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...博愛な自然の配(くば)る賜(たまもの)の一番上等なものですのに...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「賜物(たまもの)にかけては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうしてそれが藝術家たちのあの感興の賜物(たまもの)であり得よう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...書く前に地理を踏んだ天恵(てんけい)の賜物(たまもの)だと思った...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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