...戸(と)をあけたまゝで...
泉鏡太郎 「十六夜」
...自分はのっそりとつっ立ったままで話をはじめた...
海野十三 「火星兵団」
...玄関のたたきにつったったまま...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...きちんとソファに並んで坐ったまま...
太宰治 「火の鳥」
...長い蜘蛛の網(い)が栗の梢から地上に力なく垂れ下がったまま...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...トロフィーモフ 愚劣な冗談はいい加減にしたまえ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...神様はわしに力を与えて下さるだろうか? 神よ助けたまえ! わしは考える事がかなり上手なのだがわしは昔はアクイナス(十三世紀伊太利の哲学者)の本等はどの頁(ページ)でも解釈が出来たものだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...片野さんは彼女を抱いたまま...
豊島与志雄 「潮風」
...コゼットの寝てる物置きのそばに一つの扉(とびら)が開いたままになっていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...放棄せられたまま顧みられない風景とでもいうのであろう……...
永井荷風 「元八まん」
...船宿のさしむかいという御寸法になったまでは篤(とく)と見届けたんだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...何としても心外でたまりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...君たちの手を渡したまえ」あまりにも素直に二人はKに手をさし出した...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...良人のなつかしい無価値へのうらみを抱いたまま...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...暑い日には乾いたままで蒼く...
室生犀星 「庭をつくる人」
...本居(もとおり)先生の『玉勝間(たまかつま)』巻七に出ている...
柳田国男 「海上の道」
...門の看板を読み直してもらいたい」「御(おん)たましい研所(とぎどころ)――としてござった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...このように講堂を閉じたまま...
吉川英治 「宮本武蔵」
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