...したいようにするほかはあるまい...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...頭上に板倉が気の毒なような痛快を叫びたいような顔をしながら「ぬぐともぐるぜ」と同情のない言を放つ...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...いたいよう、いたいようと叫びながら、からだを苦しげにくねくねさせて、そのうちにころころ下にころがっていった...
太宰治 「姥捨」
...一思いに醜い事実を白状させてやりたいような残忍な気持がムラムラッと起らぬでもなかったが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...その無情をなじりたいような気持であった...
直木三十五 「南国太平記」
...もしくは当分の中(うち)質にでも入れたいような気がする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...媒介物によって身を終ってしまいたいような...
林芙美子 「新版 放浪記」
...自分はこの時五つか六つの子供に返りたいような心持がした...
正岡子規 「熊手と提灯」
...あらぬ山路へはいりたいようなことを言っておあげになっては悪いではありませんか」こう院はお言いになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...蹶飛(けと)ばしてやりたいような気になって見ていたがね...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...夢中になって相撲でもとりたいような気分だ」私は答えず...
山川方夫 「演技の果て」
...ふいと死んでしまいたいように思ったり...
山本周五郎 「契りきぬ」
...哀れがるよりはむしろ怒りたいような眼でむすめを見た...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そうして「アハアハアハ」と大声で笑い出してみたいような……「笑ったっていいじゃないか」と怒鳴ってみたいようなフザケた気持になった...
夢野久作 「冗談に殺す」
...そうして母と約束していた父の話を出来るだけ早く聞いてみたいような気持がして仕様がなかったのです……母にはそんな事は云いませんでしたけれども……中学へ入る時もそうだったのです...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...飛び上がりたいような歓喜をおぼえた...
吉川英治 「親鸞」
...現代の中では理解しがたいようなものだが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...そのお部屋が――ええなんと申し上げましょうか……その座敷牢……とでも申し上げたいような……』『自分で好んで...
蘭郁二郎 「蝕眠譜」
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