...その上に人造皮膚(ひふ)をかぶせ...
海野十三 「超人間X号」
...その上困ったことには...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その上でなら櫛田先生に診て貰うが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その上で知識の世界の外へ一歩も出ないように注意しようというのではない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...尚その上にまた述懐の鈔を記して法然の行を賞め申された...
中里介山 「法然行伝」
...は零度から上昇させてもその上げ方が緩(ゆるや)かならば差支えなかった...
中谷宇吉郎 「雪」
...その上、此方には曲者の素姓までも大方解つて居る...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その上米澤町のお茶屋に風呂が立つて居て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その上を算盤(そろばん)で引いたような面しとって...
火野葦平 「花と龍」
...まだその上にこの椿(ちん)(チャンチン)は我が日本に昔から多いものだけれど昔の人はそれを知らないで...
牧野富太郎 「植物記」
...なるほど世話女房のその上に三十二相揃った絶世の美人には...
正岡容 「寄席」
...その上演をちよつとでものぞいて見ようかと思ひついた...
正宗白鳥 「心の故郷」
...その上乗なるものは内的生活の描写にあるといはれる日記の根本的性格が断片性である所以である...
三木清 「日記と自叙伝」
...サヨはそこにあった籐椅子を二つ並べてその上へ脚をのばした...
「朝の風」
...その上に三尺をグイと締めてそれにゴボー差しにした鉄拵へ一本刀...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...その上の品物を一々(いちいち)拭きて工合好く据直す...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...荒々しく蒲団をつかみ出してその上へ飛び上がりました...
吉川英治 「江戸三国志」
...――しかも逆茂木打った道へは、八重(やえ)十文字に素縄を張りめぐらし、その上に、墜(おと)し穽(あな)まで仕掛けてありますれば」「ウム、入念だな...
吉川英治 「親鸞」
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