...そしらぬ顔をして...
海野十三 「深夜の市長」
...そしらぬ顔で通りすぎていく...
江戸川乱歩 「影男」
...そしらぬ顔で立っているのかもしれません...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...この役人はそしらぬ顔ですましてゐた...
薄田泣菫 「石を愛するもの」
...二人はそしらぬ顔をして帰って来たが...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...そしらぬ顔をしてお槇を迎えた...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...そしらぬ顔をして...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...鳴海司郎、何(ど)うしたものかと一寸(ちょっと)迷いましたが、三四人の子分よりは、たった一人の親分の方が重要らしいと思いましたので、直ぐ後から飛乗って、そしらぬ顔で、親分の動静を見守ることにしました...
野村胡堂 「悪人の娘」
...そしらぬ顔に鰻屋(うなぎや)の門(かど)を過ぎては四辺(あたり)に人目の隙(すき)をうかがひ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...庄兵衛はそしらぬ顔をして顎十郎がつぶやくのをきいていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...無くしたもの……そしらぬ顔はしておりますが...
久生十蘭 「春雪」
...彼はそしらぬ顔をしながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そしらぬ顔にてこれをとがめず...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...ほとんどの兵士はそしらぬ顔で踊ったり...
山川方夫 「その一年」
...わざとそしらぬ顔をして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そしらぬ顔で艀(はしけ)を進ませた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...わしとそなた」そしらぬ顔をしながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そしらぬ顔して、彼は、舷(ふなべり)の欄(らん)へ肱(ひじ)をかけ、艫舵(ともかじ)の下にうず巻いている青ぐろい瀬を見ていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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