例文・使い方一覧でみる「せり」の意味


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...されどその放縱の間にも猶やさしく愛らしきところを存せり...   されどその放縱の間にも猶やさしく愛らしきところを存せりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...はっと鏡を取落せり...   はっと鏡を取落せりの読み方
泉鏡花 「活人形」

...第三発は命中せり...   第三発は命中せりの読み方
泉鏡花 「活人形」

...彼は自ら「悲哀の煉金道士」と號せり...   彼は自ら「悲哀の煉金道士」と號せりの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...南洲と肝膽相照せり...   南洲と肝膽相照せりの読み方
大町桂月 「南洲留魂祠」

...なんとなく少しあせりぎみで...   なんとなく少しあせりぎみでの読み方
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」

...端嚴のヘーレー我を遣はせり...   端嚴のヘーレー我を遣はせりの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...寧ろ顧問的関係若くは師伝的関係を有せり...   寧ろ顧問的関係若くは師伝的関係を有せりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...待遇は實に至れり盡せりで...   待遇は實に至れり盡せりでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...目くじり聴き耳立てて目ぼしい聞込みでもとあせり廻るが...   目くじり聴き耳立てて目ぼしい聞込みでもとあせり廻るがの読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...この怪しげなりつる男、まづ内へ入つて、須臾(しゆゆ)の間に衣冠を正しくして、秀郷を客位に請(しよう)ず、左右侍衛官(しえのかん)前後花の粧(よそお)ひ、善尽し美尽せり、酒宴数刻に及んで、夜既に深(ふけ)ければ、敵の寄すべきほどになりぬと周章(あわて)騒ぐ、秀郷は、一生涯が間身を放たで持ちたりける、五人張(ばり)にせき弦(づる)懸けて噛(く)ひ湿(しめ)し、三年竹の節近(ふしぢか)なるを、十五束二伏(ふたつぶせ)に拵(こしら)へて、鏃(やじり)の中子(なかご)を筈本(はずもと)まで打ち通しにしたる矢、たゞ三筋を手挟(たばさ)みて、今や/\とぞ待ちたりける、夜半過ぐるほどに、雨風一通り過ぎて、電火の激する事隙(ひま)なし、暫(しばら)くあつて比良(ひら)の高峯(たかね)の方より、焼松(たいまつ)二、三千がほど二行に燃えて、中に島のごとくなる物、この竜宮城を指(さ)してぞ近づきける、事の体(てい)を能々(よくよく)見るに、二行に点(とぼ)せる焼松は、皆己(おのれ)が左右の手に点したりと見えたり、あはれこれは、百足蛇(むかで)の化けたるよと心得て、矢比(やごろ)近くなりければ、件(くだん)の五人張に十五束三伏(みつぶせ)、忘るゝばかり引きしぼりて、眉間(みけん)の真中をぞ射たりける、その手答へ鉄を射るやうに聞えて、筈を返してぞ立たざりける、秀郷一の矢を射損じて安からず思ひければ、二の矢を番(つご)うて、一分も違(ちが)へず、わざと前の矢所(やつぼ)をぞ射たりける、この矢もまた、前のごとくに躍り返りて、これも身に立たざりけり、秀郷二つの矢をば、皆射損じつ、憑(たの)むところは矢一筋なり、如何(いかん)せんと思ひけるが、屹(きつ)と案じ出だしたる事あつて、この度射んとしける矢先に、唾を吐き懸けて、また同じ矢所をぞ射たりける、この矢に毒を塗りたる故にや依りけん、また同じ矢坪を、三度まで射たる故にや依りけん、この矢眉間の只中(ただなか)を徹(とお)りて、喉の下まで、羽(は)ぶくら責めてぞ立ちたりける、二、三千見えつる焼松も、光たちまち消えて、島のごとくにありつる物、倒るゝ音大地を響かせり、立ち寄りてこれを見るに、果して百足の※(むかで)なり、竜神はこれを悦びて、秀郷を様々に饗(もてな)しけるに、太刀一振(ひとふり)、巻絹(まきぎぬ)一つ、鎧一領、頸結(ゆ)うたる俵一つ、赤銅(しやくどう)の撞鐘(つきがね)一口を与へて、御辺の門葉(もんよう)に、必ず将軍になる人多かるべしとぞ示しける...   この怪しげなりつる男、まづ内へ入つて、須臾の間に衣冠を正しくして、秀郷を客位に請ず、左右侍衛官前後花の粧ひ、善尽し美尽せり、酒宴数刻に及んで、夜既に深ければ、敵の寄すべきほどになりぬと周章騒ぐ、秀郷は、一生涯が間身を放たで持ちたりける、五人張にせき弦懸けて噛ひ湿し、三年竹の節近なるを、十五束二伏に拵へて、鏃の中子を筈本まで打ち通しにしたる矢、たゞ三筋を手挟みて、今や/\とぞ待ちたりける、夜半過ぐるほどに、雨風一通り過ぎて、電火の激する事隙なし、暫くあつて比良の高峯の方より、焼松二、三千がほど二行に燃えて、中に島のごとくなる物、この竜宮城を指してぞ近づきける、事の体を能々見るに、二行に点せる焼松は、皆己が左右の手に点したりと見えたり、あはれこれは、百足蛇の化けたるよと心得て、矢比近くなりければ、件の五人張に十五束三伏、忘るゝばかり引きしぼりて、眉間の真中をぞ射たりける、その手答へ鉄を射るやうに聞えて、筈を返してぞ立たざりける、秀郷一の矢を射損じて安からず思ひければ、二の矢を番うて、一分も違へず、わざと前の矢所をぞ射たりける、この矢もまた、前のごとくに躍り返りて、これも身に立たざりけり、秀郷二つの矢をば、皆射損じつ、憑むところは矢一筋なり、如何せんと思ひけるが、屹と案じ出だしたる事あつて、この度射んとしける矢先に、唾を吐き懸けて、また同じ矢所をぞ射たりける、この矢に毒を塗りたる故にや依りけん、また同じ矢坪を、三度まで射たる故にや依りけん、この矢眉間の只中を徹りて、喉の下まで、羽ぶくら責めてぞ立ちたりける、二、三千見えつる焼松も、光たちまち消えて、島のごとくにありつる物、倒るゝ音大地を響かせり、立ち寄りてこれを見るに、果して百足の※なり、竜神はこれを悦びて、秀郷を様々に饗しけるに、太刀一振、巻絹一つ、鎧一領、頸結うたる俵一つ、赤銅の撞鐘一口を与へて、御辺の門葉に、必ず将軍になる人多かるべしとぞ示しけるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...三時間にして全く社殿を復興完成せり...   三時間にして全く社殿を復興完成せりの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...蝋の火微かに入り乱れたる祭の群を照せり...   蝋の火微かに入り乱れたる祭の群を照せりの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...深く物の釣合に注意せり...   深く物の釣合に注意せりの読み方
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」

...あんな科白(せりふ)で書いたのだけれど...   あんな科白で書いたのだけれどの読み方
山崎富栄 「雨の玉川心中」

...そして迫持(せりもち)した戸口から...   そして迫持した戸口からの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...毛利方へ随身せりとの噂が立っておりまする...   毛利方へ随身せりとの噂が立っておりまするの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...某教師等々と関係したことを告白せり――...   某教師等々と関係したことを告白せり――の読み方
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」

「せり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「せり」

「せり」の電子印鑑作成

「せり」の英語の意味


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てらてらした   共鳴器   顰む  

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