...をとなしくとりすまして...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...その間隙(すき)を見すまして...
巌谷小波 「こがね丸」
...殺人請負業者にご用がおありだと思いましてね」相手もすましている...
江戸川乱歩 「影男」
...また耳をすましてから...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...どんなに耳をすまして極度に張りつめた恐怖のために無我夢中になって...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...晩は野菜汁ですました...
種田山頭火 「其中日記」
...もう契約をすまして...
豊島与志雄 「自由人」
...私もひとっぱし芸術家気質になりすまして……もうぬるま湯のような生活はすてようと私は云い...
豊島与志雄 「肉体」
...私も小(こ)むずかしい事はなるべく言わずにすましたいのです...
夏目漱石 「行人」
...沢田が自動車の掃除をすまして出て行きながら...
火野葦平 「糞尿譚」
...またも例の幻術(げんじゅつ)をもて首尾(しゅび)よく農学博士の令室(れいしつ)となりすまし...
福田英子 「妾の半生涯」
...何か物音がするかと耳をすましたけれど...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...今更先の知れた身で大金を出すのも余り馬鹿々々しいので仕方なしに在り来りの十銭か十五銭の硯ですましてゐると...
正岡子規 「病牀六尺」
...)これでもう混沌の秘蔵息子になりすました...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そんなふうにとりすましてばかりいて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...東国武士となりすましていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...わらじ脚絆(きゃはん)などすっかり足ごしらえまですまして...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...炉辺の人々は、心をすまして、彼女の弾(ひ)く平家の一節に、沈黙していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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