...その船の中の竹簀(すのこ)に塗つて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...そこには簀(すのこ)につけた海苔(のり)を並べて乾してあった...
田中貢太郎 「春心」
...雨の降り込む簀子(すのこ)の板敷にしょんぼり立っている男の姿を闇(やみ)に透(す)かしながら...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...そしてそのまゝ簀子(すのこ)の板敷に倒れ伏して寝入りかけたのを...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...果してあの男が簀子(すのこ)のところに待ち構えていて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...簀子(すのこ)の上(うへ)へ叩(たゝ)き伏(ふ)せて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...昔は責め道具に使ったらしいこわれかかった簀子(すのこ)が張られていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鉄の格子(こうし)をも柳の枝の簀子(すのこ)となし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「すのことはどんなもんですか」「なに?」と初さんが後(うしろ)を振り向いた...
夏目漱石 「坑夫」
...「すのことはどんなもんですか」「穴だ」「え?」「穴だよ...
夏目漱石 「坑夫」
...縁側のすのこの上で武士風の男が一心に笛を吹いてゐた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...すのこのように床にとりつけてある一方が鍵で開くらしい...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...」はぎ野は簀子(すのこ)のうえから去った...
室生犀星 「野に臥す者」
...下が簀子(すのこ)で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...簀子縁(すのこえん)から降りて...
吉川英治 「剣の四君子」
...廂(ひさし)の下の竹簀子(たけすのこ)は元よりのこと...
吉川英治 「親鸞」
...長い簀子縁(すのこえん)を...
吉川英治 「源頼朝」
...普通ならばあすのことなどどうにも仕様のないことなのだが...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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