...作者の誰れ彼れ(その芝居ものと僕が同一に見られるのをすこぶる遺憾に思ったが)はちょくちょく遊びに来るとか...
岩野泡鳴 「耽溺」
...財産を全く共有にするごときことはすこぶるおぼつかない...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...何ほどの効果を挙げ得たやらすこぶる疑わしい...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...その問題にすこぶる興味があるもので……(調子を低めて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...ルーサンはすこぶる上機嫌(きげん)で大声をたてた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...三四郎の答はすこぶるぶっきらぼうである...
夏目漱石 「三四郎」
...私共の脳中にはこの帝王と云うものがすこぶる漠然(ばくぜん)として纏(まとま)らない図になって畳み込まれています...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...特等はすこぶるセンセーショナルなもので...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...全体の上品な様子が去年の混血児たちとはすこぶる異(ちが)っていた...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...グ伯は梵学者また神誌学者としてすこぶる大家だが...
南方熊楠 「十二支考」
...わたしの快楽の前にすこぶる大幅の譲歩をさせた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...行書と草書ですこぶる豪放の書体...
山本笑月 「明治世相百話」
...……すこぶる簡単明瞭(めいりょう)であった...
夢野久作 「冗談に殺す」
...すこぶる無作法に佇立(ちょりつ)しているので...
吉川英治 「三国志」
...ご機嫌すこぶる斜めであった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すこぶるいいご機嫌のていである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すこぶるスピード旅行のはやる国でものを書いたのだが...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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