...涙を流し放題に流して...
有島武郎 「溺れかけた兄妹」
...法師のくせに髪も鬚も伸ばし放題...
太宰治 「右大臣実朝」
...それから無精髯(ぶしょうひげ)のばし放題の私の顔とを...
太宰治 「黄金風景」
...わがままし放題の子どもが一人...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...いつもぶしょうに髪の毛を伸し放題にしている彼の存在を無視していて...
豊田三郎 「リラの手紙」
...即ち散らかし放題散かしても...
永井荷風 「勲章」
...新聞や雑誌と共に散らかし放題...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...取亂し放題に取亂して居るのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「親は、默つてそれを見て居たのか」「一人息子で、甘やかし放題、昔は堺御奉行(さかひごぶぎやう)の與力で、隨分鳴らした大野田仁左衞門ですが、此節は無役で、裕福に暮らして居ますよ」「それだけわかつて居れば、大したものだ、もう一と息押して見るが宜い、大野田の家を潰しても仕樣があるまいが、調べるところまでは調べて置きたい」錢形平次の本能が、このまゝでは濟みさうもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何しろ甘やかし放題に育てたのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猫はわがままし放題ですけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ふだんの扱いようになれて男はみんな打棄(うっちゃ)らかし放題であった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...騙(だま)し放題に騙しゃあがって...
山本周五郎 「お美津簪」
...女は留さんを騙(だま)し放題に騙したあげくどこかへいなくなってしまう――そして留さんの気の抜けたような馬鹿踊がしばらく蒸汽河岸を陽気にするのであった...
山本周五郎 「留さんとその女」
...看貫(かんかん)をごまかし放題ごまかして...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...ずいぶん散らかし放題だが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...放縦(ほうじゅう)にぜいたくのし放題をやってきたことが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...おかみさんのまるでお砂糖みたいな口にはキスし放題...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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