...あんなにしんねりむつつりと首(はじめ)も尻尾もなく...
有島武郎 「An Incident」
...しんねりむつつりの今日だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...しんねりむつつりで暮らした...
種田山頭火 「松山日記」
...しんねり泣きつづけるのは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...しんねりした押しの強さが...
徳田秋声 「縮図」
...彼はモスクワでも始終しんねりむっつりで押し通したとのことである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...さうだにしんねりむつゝりしてねえで...
長塚節 「土」
...しんねりむっつりと構えている僕などの態度は...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...顎十郎の呆けた眼玉にしんねりと絡みついて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しなやかに手先をくねらせてしんねりと踊っている...
久生十蘭 「生霊」
...雨雲の間からぼんやり秋の薄陽が洩(も)れて来るようなしんねりとした微笑が...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...爪先がきちんと揃ったまましんねりとおっ立っていく...
久生十蘭 「だいこん」
...ここに水がある!」しんねりとした沈黙が...
久生十蘭 「地底獣国」
...しんねりむっつりと黙りこんでしまう...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...口数が多いというよりは寧(むし)ろしんねりむっつりの方で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...すてばちになつたら何ものにも恐れないと云ふ毒々しい気性がしんねりむつつりした容貌の上にあらはれてゐた...
平出修 「夜烏」
...しんねりむっつりした少年で...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...そして持前のしんねりむっつりした様子で...
森鴎外 「独身」
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