...彼は理非も忘れるほど真底(しんそこ)から一時に腹が立った...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...「同じ親切にも真底(しんそこ)からのと...
有島武郎 「或る女」
...お前が心底(しんそこ)は善人だということは私は知っている...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...しんそこから、あたしという女を軽蔑(けいべつ)し、薄きたない気味(きび)の悪いものに思うにきまっていますよ...
太宰治 「春の枯葉」
...私が心底(しんそこ)から申すことを容(ゆる)して下さるだろうと思います...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...心底(しんそこ)から...
夏目漱石 「坑夫」
...しんそこ夫の事はいとしく思っているのであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...無我夢中(むがむちゆう)に浮(う)かれ立(た)つとは事(こと)が違(ちが)ふて心底(しんそこ)おもしろく遊(あそ)んだのではありますまい...
樋口一葉 「この子」
...心底(しんそこ)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あなたに心底(しんそこ)から惚れました...
火野葦平 「花と龍」
...心底(しんそこ)それあ面白かろうけどさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...心底(しんそこ)努(つと)めるのを...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...心底(しんそこ)...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...往々にしてしんそこから感激し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...旦那はしんそこおかみさんが好きだったし...
山本周五郎 「ひとでなし」
...心底(しんそこ)からお二人様の御行末を愛(いと)しゅう思いましたればの事...
夢野久作 「名娼満月」
...こんなしがない夫婦の上にまでかかって来ている」正成はしんそこ恐れた...
吉川英治 「私本太平記」
...兄者は真底(しんそこ)では憎んではおられぬように見える...
吉川英治 「私本太平記」
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