...町はまたもとのとおりに静かになって夜がしだいにふけてきました...
有島武郎 「燕と王子」
...おこころしだいに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...五郎はしだいに自分が隠密であるような気がして来る...
梅崎春生 「幻化」
...口論はしだいに激しくなっていった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...柊屋の雰囲気がしだい/\に私をなごやかにしてくれる...
種田山頭火 「旅日記」
...その姿はしだいに大きくなり...
壺井栄 「二十四の瞳」
...しだいに遠く連れて行く愚かな悪魔が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しだいに地上を離れ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...幕開(まくあき)の唄(うた)と三味線(しやみせん)が聞(きこ)え引かれた幕(まく)が次第(しだい)に細(こま)かく早める拍子木(ひやうしぎ)の律(りつ)につれて片寄(かたよ)せられて行(ゆ)く...
永井荷風 「すみだ川」
...それで手当りしだいに...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...そう泣いたってしようがないから……」「……まことに面目しだいもございません」「だからこれから少し考え直すさ...
夏目漱石 「虞美人草」
...男女の関係は人生に至大(しだい)至重(しちょう)の事なり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...しだいに心が惹かされて行った...
室生犀星 「荻吹く歌」
...家の火の祭壇はしだいにその信徒と供物とを...
柳田国男 「雪国の春」
...しだいに現実感を伴ってくる...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...徳川幕府の権威がしだいに確立され...
山本周五郎 「山彦乙女」
...いまその次第(しだい)をお話しいたそう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...しだいに天を覆(おお)う...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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