...しごく鷹揚(おうよう)にうなずきました...
梅崎春生 「Sの背中」
...あの跫音(あしおと)は至極(しごく)かるかった...
梅崎春生 「魚の餌」
...手紙を受け取るや否や町じゅうに触れ歩くだろうとの期待を――しごくもっともな期待を――いだいていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...久しくお目にかかりませぬが先生には相変らず御壮健恐悦(きょうえつ)至極(しごく)に存じます...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...この話は至極(しごく)実直に持ちかけられ...
中里介山 「大菩薩峠」
...調べるのは大馬鹿となってるんだから至極(しごく)簡単でかつ全く実際的なものである...
夏目漱石 「坑夫」
...唯今(たゞいま)のお座敷(ざしき)にてお米(こめ)のなります木(き)はと至極(しごく)あどけなき事(こと)は申(まをす)とも...
樋口一葉 「たけくらべ」
...左(さ)れば子に対して親の教を忽(ゆるがせ)にす可(べか)らずとは尤至極(もっともしごく)の沙汰にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ちゃんと門閥と云うものを持(もっ)て横風(おうふう)至極(しごく)だから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私は少年の時から至極(しごく)元気の宜(い)い男で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...至極(しごく)孝心深き者で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...至極(しごく)穏かな人間だと云う所からして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...しごくもっともなのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...しごく結構でござろう...
宮沢賢治 「かしわばやしの夜」
...いやのんきしごくなていたらく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...御意(ぎょい)のほどはどうおわすの?」「しごくなお計(はか)らい……いまの身になんのかってな我意(がい)を申しましょうぞ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「おもえばむねんしごくな!」とつぜん...
吉川英治 「神州天馬侠」
...弦之丞を逃がしたとは不都合至極(しごく)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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