...ご馳走はどれもこれもしこたま頂戴(ちょうだい)したのである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...酒蔵からはライン酒やフェルネ酒がしこたま運びだされた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...しこたまそのなかに運び入れることを忘れなかった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...しこたま蜜が穫(と)れるに相違ない...
薄田泣菫 「茶話」
...出がけに出入(でいり)の八百屋から山葵をしこたま取寄せる事を忘れなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...汽車の窓から桃の実をしこたま購(か)ひ込むで...
薄田泣菫 「茶話」
...金だけしこたませしめている...
高見順 「いやな感じ」
...いろんなことばがしこたまこしらえてあるね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...瓦っかけをしこたま掴(つか)ませられちゃいやして...
中里介山 「大菩薩峠」
...赤道直下の彼の倉庫にはストーヴがしこたま買込まれていた...
中島敦 「光と風と夢」
...なにやかにやとしこたま積みこんだもんです」れいによって大騒ぎをしている浜田隊のほうへ...
久生十蘭 「ノア」
...いろんな布地だのをしこたま買ひこむつもりで駈け出して行きをつただから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ヘット焼をしこたま食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...天ぷらしこたま食べる(二十五円也)...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...しこたま貰っとくがいいぜ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...非凡なる人のごとくにふるまへる後のさびしさは何にかたぐへむいや斯ういふ事は俺等の半生にしこたま有つた...
藪野椋十 「「一握の砂」序」
...またどこかの子供にせがまれてどこかの邸の柿の木へ登って柿の実をしこたま採ってその邸の番人に追っかけられもした...
山本周五郎 「思い違い物語」
...しこたま猪(しし)の肉や鳥を土産に置いてくからな...
吉川英治 「新・水滸伝」
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