...自明の理を管々(くだくだ)しく申上ぐるも児戯に等しかるべく候に付...
石川啄木 「渋民村より」
...しかるべく明らかになっていなかった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...その次に随筆類その次に俳句などにて宜しかるべくと存候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...此儀私ニハ御構不被成候(おかまいなされずそろ)テ可然(しかるべく)奉存候...
直木三十五 「巌流島」
...当夜は宮薗千斎(みやぞのせんさい)は無論の事宇治紫仙都吾中(うじしせんみやこごちゅう)らも招飲致候間お互(たがい)に親類のおつきあひその御覚悟十分しかるべく候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...その半額は可然(しかるべく)公共的の事業に使用するがよろしい...
中里介山 「生前身後の事」
...そのことをお取定(とりき)めあってしかるべく存じまする」と言ってしまいましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかるべく建議をしたものがあるんでございましてな」「何といってね」「尾州領のあの木曾山を三年間...
中里介山 「大菩薩峠」
...俄に今日品切れもをかしかるべく...
樋口一葉 「にごりえ」
...俄(にはか)に今日(こんにち)品切(しなぎ)れもをかしかるべく...
樋口一葉 「にごりえ」
...仲働(なかはたら)きの福(ふく)に頼(たの)みてお禮(れい)しかるべくと言(い)ひたるに...
樋口一葉 「われから」
...しかるべくおかんがえあわせくださいませ」顎十郎はうなずいて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...論理的に厳粛に議論せんとする場合には後説の方あるいは宜(よろ)しかるべく...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...論理的に厳粛に議論せんとする場合には後説の方あるいはよろしかるべく...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...これらはしかるべく観察を続けたらこの藻がどれほどの速力で高地へ登るという事も知れ...
南方熊楠 「十二支考」
...しかるべく選定して後見の舅(しゅうと)を定めるがいい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...われらに於てもしかるべく存じます...
吉川英治 「三国志」
...しかるべく、人馬を休め、のちほど、社家の一殿(でん)でお目にかかろう、と」為綱は去った...
吉川英治 「私本太平記」
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