...爽(さわやか)に扱(しご)きながら...
泉鏡花 「薄紅梅」
...そのさわやかなヰスキに醉つた勢ひで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...たっしゃでくらせよ」とおことばをおかけになりましたのがゆうきのはりきったさわやかなおこえでござりました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...映画として観客に与える感覚は主として明るくさわやかに新鮮な視像の系列としてのそれである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...何と云う爽(さわやか)な音か...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...天気はさわやかでかわいていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...顔は水の面を走るさわやかな微風になぶられて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ドーフィーヌ広場よ!さわやかな春めける小屋の中...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分は長椅子から立上り爽(さわやか)な風に面(おもて)を吹かせ...
永井荷風 「黄昏の地中海」
...さわやかな声でいいました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...さわやかなる風景の中にしあれば...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...甲板のうえをさわやかに風が吹きとおり...
久生十蘭 「だいこん」
...散らされた嵐を呼ぼうとするそして全線の中で波立つ水平をめぐる気負った清新さと共に労働の鼓動をうたう青年舵手を見たそれは没落の腐り水を洗う新ネフスキー街の掃除夫牢獄の暗鬱を吹き払うさわやかな秋の青嵐―――わたしらはこの日本一のみず/″\しさをもつ詩人に...
槇村浩 「人民詩人への戯詩」
...併し夏に比すると頭脳にしまりがあって精神がさわやかな時が多いので夏程に煩悶しないようになった...
正岡子規 「死後」
...残月のあるころで落ち着いた空の明かりが物をさわやかに照らしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...空気がさわやかな匂(にお)いに満たされた...
山本周五郎 「青べか物語」
...さわやかにお受けとのみ思いのほか...
吉川英治 「私本太平記」
...音(ね)もさわやかに吹いているのだった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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