...さむざむと開けてゐる...
芥川龍之介 「芋粥」
...人々の背にうつる枯木の影もさむざむとして来た...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...戦死せる高市茂夫氏の遺骨にぬかづいて供へまつる柿よ林檎よさんらんたりなむあみだぶつなむあみだぶつみあかしまたたく蝋涙いつとなく長い秋も更けてわかれていそぐ足音さむざむひなたしみじみ石ころのやうにさかのぼる秋ふかい水が渡れない或る老人ひなたぢつとして生きぬいてきたといつたやうな十二月四日 曇...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...沈みゆく太陽がその寒々(さむざむ)とした光線で雪の平原を照らしたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...此の部屋は古い寺院建築のクリプトを思い出させるような円柱と円天井で構成され、さむざむとした、だだっ広い石造の広間で、十三世紀の建造がそのままに保存されてあるので、建築史研究者には興味の多いものらしい...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...さむざむと霧(きら)ふアスファルトのむかふに...
原民喜 「秋旻」
...何か急に寒々(さむざむ)として来た...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...人気のない表の間がさむざむと見えた...
本庄陸男 「石狩川」
...さむざむとかれは夕食をしたためていたりしていた...
室生犀星 「幻影の都市」
...窓窓の障子戸ばかりがさむざむと水面に投影しているのが眺められた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...いかにもさむざむとした感じだった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...いかにもさむざむとした感じにみえる...
山本周五郎 「あだこ」
...さむざむとちらかっているのがみえた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...うらさびれたさむざむしい音が...
山本周五郎 「七日七夜」
...冰(こお)るようにさむざむと夜気をふるわせている...
山本周五郎 「日本婦道記」
...寒々(さむざむ)しいばかりである...
吉川英治 「私本太平記」
...誰も呼ばなかった寒々(さむざむ)しい鼻たれ小僧だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...寒々(さむざむ)とした影を反射させていた...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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