...女の子はさっさと一行の案内賃を請求しているのである...
上村松園 「中支遊記」
...西洋人の会ならさっさと先立ちになってお出ましになりますそうですから...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...そして私の前を下駄を鳴らして、さっさと行った...
高見順 「如何なる星の下に」
...さっさと汽車に乗って東京へ行ってしまえば...
太宰治 「畜犬談」
...さっさと僕の摩擦に取りかかり...
太宰治 「パンドラの匣」
...さっさと構わんと書いてしもて渡してやったら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...さっさと歩く快さや...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...もうさっさと出てしまう人が時々ある...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...大きく斜めにさっさと切って...
中谷宇吉郎 「面白味」
...またさっさとアメリカへ行ってしまった...
中谷宇吉郎 「娘の結婚」
...さっさとやるが好い」と主人はなるべく早く難関を切り抜けようとする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...さっさとブチまけてしまいな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さあ、入んなさい」そういうと、役人はがたぴしと水車小屋の一枚戸をひきあけて、さっさと、先に入った...
火野葦平 「花と龍」
...薄色髪の男はさっさと階段を駈けあがって来たが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...『お化粧はできたのかい? 着て行く服はきまったのかい? さっさとしないと...
水谷まさる 「シンデレラ」
...自分はさっさと外へでかけてしまう...
山本周五郎 「季節のない街」
...金まわりのいい者たちは手早く片づけて(よそで飲むために)さっさと退散し...
山本周五郎 「花も刀も」
...さっさと兼好の馬を先へ追い立ててしまったし...
吉川英治 「私本太平記」
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