...かさなしでは さだめし おあついことで ございましょう...
五十公野清一 「一休さん」
...さだめて気の毒にも見えよう...
伊藤左千夫 「去年」
...怪人がドアの中へ消えるのを見さだめてから...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...之にのることにさだめぬ...
大町桂月 「金華山」
...始(はじめ)に寺などへ群居(よりあひ)て狂言をさだめてのち...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...と仰っしゃるとまいねん何処(どこ)ぞ場所をさだめて月見にいらっしゃるのですか...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...それを見さだめてからマスノがいった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...「突然にこんなことを申し上げてはさだめし鉄面(あつかま)しいやつとおさげすみでもござりましょうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この悲しき命(さだめ)に廻(めぐ)り合せたる我を恨み...
夏目漱石 「薤露行」
...定(さだめ)て、十羅刹女(らせつぢよ)は寄合(よりあひ)てうぶ水(みづ)(生湯(うぶゆ))をなで養(やしな)ひたまふらん...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...はじめて芸名をさだめる時に...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...品さだめをしてやるわ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...ここに冬眠からさめた蟇(がま)でもそこらにおりましたなら、さだめし、結果いかにと、両手を突ッ張って行司顔(ぎょうじがお)に、ながめ入っていたかもわかりません...
吉川英治 「江戸三国志」
...「さだめし、不審にお思いなさいましょうが、これには事情のあることです...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここを自分の拠城(きょじょう)とさだめて...
吉川英治 「黒田如水」
...さだめし風浪に揉まれ抜いたことだろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...いきなりこういう物騒な奴が、お前さんたちの隠れ家へ飛びこんで来ちゃ、さだめし、妙に疑うかも知れねえが、決して、蜂須賀家の諜者(いぬ)じゃありません...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...陽のひかりが虹のように漲(みなぎ)っていてよく見さだめがつかない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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