...長短錯落(さくらく)として五百余編...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...桜川三孝(さくらがはさんかう)...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...青の国山こえて夏は来ぬ――さくら色うすべにや羅(ら)の裾の『春』の跡追ふ若武士の太刀姿さなりその...
石川啄木 「閑天地」
...なるほど日本の春で・晴れてさくらのちるあたり三味の鳴る方へ四月十日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...山ばかりなる月のあすはかへらうさくらちるちつてくる山行水行はサンコウスイコウとも或はまたサンギヨウスイギヨウとも読まれてかまはない...
種田山頭火 「草木塔」
...さくらちる富士がまつしろさくら咲いてまた逢うてゐる旅ごゝろかなしい風がふきまくるぼう/\としてあるくいつしか春(追加)蘭竹かれ/″\の風にふかれつゝ・鎌倉は松の木のよい月がのぼつた大仏さん異人さんさくら寺いちはやく山ふところのさくら一もと斎藤さんにまた逢ひませうと手を握る東京をうたふ...
種田山頭火 「旅日記」
...訪ね来て山羊に鳴かれる高遠・なるほど信濃の月が出てゐる飲んでもうたうても蛙鳴くさくらはすつかり葉桜となりて月夜・旅の月夜のふくろう啼くか水音の月がのぼれば葉桜の花びら・ポストはそこに旅の月夜で五月三日の月蝕・旅の月夜のだんだん虧(カ)げてくるアメの魚(ウヲ)・みすゞかる信濃の水のすがたとも井月の墓前にて・お墓したしくお酒をそゝぐ・お墓撫でさすりつゝ...
種田山頭火 「旅日記」
......
萩原朔太郎 「青猫」
...さくらの花はさきてほころべどもかくばかりなげきの淵(ふち)に身をなげすてたる我の悲しさ...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...最後の桜(さくら)の花も散ってしまうであろう...
林芙美子 「河沙魚」
...櫻町(さくらまち)の殿(との)は最早(もはや)寢處(しんじよ)に入(い)り給(たま)ひし頃(ころ)か...
樋口一葉 「軒もる月」
...二人(ふたり)は櫻(さくら)が岡(をか)に昇(のぼ)りて今(いま)の櫻雲臺(をううんだい)が傍近(そばちか)く來(き)し時(とき)...
樋口一葉 「われから」
...丁度桜花(さくら)が爛と咲き乱れて...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...「さくら音頭」が始まる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...櫻(さくら)のように春(はる)から夏(なつ)にかけては青(あを)く茂(しげ)つてゐるが...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...桜皮編(さくらがわあみ)の籠(かご)も見事に作ります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...威勢のいいのが鮪(まぐろ)や桜鯛(さくらだい)をかついで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...桜間(さくらま)八重吉の家へ...
吉川英治 「野槌の百」
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