...そんな子供だましの答は御免(ごめん)蒙(こうむ)る...
海野十三 「地球要塞」
...ちょっとやすみますからごめん下さい...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...そいつばかりは、ごめんだぜ...
太宰治 「お伽草紙」
...御免蒙(ごめんこうむ)ると言わるるかも知れぬが...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...「おごめん...
火野葦平 「花と龍」
...好(よ)し他(た)の人にはさも答えよ、妾は磯山が股肱(ここう)の者なり、この家に磯山のあるを知り、急用ありて来れるものを、磯山にして妾と知らば、必ず匿(かく)れざるべしと重(かさ)ねて述べしに、女将首肯(うなず)きて、「それは誠にすみまへんが、何誰(どなた)がおいでやしても、おらんさかいにと、いやはれと、おいやしたさかい、おかくしもうし、たんだすさかい、ごめんやす、あんたはんは女(おなご)はんじゃ、さかい、おこりはりゃ、しまへんじゃろ」とて、妾を奥の奥のずーッと奥の愛妓(あいぎ)八重(やえ)と差し向かえる魔室に導(みちび)きぬ...
福田英子 「妾の半生涯」
...前回のような大騒動はごめんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...詮索しすぎてごめんなさい」「私の事例は決して珍しくない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...それをカラリと卓上に置く)ほほ! ごめんあそばせ...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...ごめんくださいまし...
三好十郎 「樹氷」
...余りにそれにしばられて自分の生活を窮屈にするのはごめんだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...園子ちゃんごめんなさいね...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...ごめんなさいね、おかあさん」ぼくら夫婦は、口を開けて、顔を見合わせてしまったのである...
山之口貘 「雨あがり」
...よろしく」ごめん...
山本周五郎 「季節のない街」
...「これがその曲者だな」武士はこう云って、御落胤の全貌を眺め、ぐっと凄いような声で訊問(じんもん)を始めた、「これ、其の方はなに者で、名はなんと申すか」「――へ、へ、へ……」「若殿様には早う、早う御上意遊ばされましょうぞえなあ」「黙れ女、控えおろうぞ」武士は大喝(だいかつ)した、「これ返答をしろ、其の方はなに者であるか」「あ、あた、あたい、ごやくいん……」「はっきりと申せ、なに者で名はなんというか、紛らわしきことを申すと、おのれ、容赦はせぬぞ」「あたあたあた、あたあた」御落胤はまっ蒼になり、震え上って手を合わせた、「あ、あたいは、なんにも知やないんだよ、ごめんだよ、たたた、たんまだよ、や、や、やなやな」「口も満足にきけぬのか、この馬鹿者」「そだそだ、そ、みんなねエ、そう云うんだよ、馬鹿め、うす馬鹿めってよ、ほんとだよ、柳原じゃみんな、知ってゆよ、あたいお貰いをしてたかやね、嘘つかないよ」「なんと、……なんと」武士は眼を瞠(みは)った、「其の方は柳原で乞食をしていたと申すのか」「乞食じゃないよ、おも、おも、お貰いだよ」「その辺まことに御艱難(かんなん)、まことにお痛わしき」「黙れ吾助、控えおらぬか、これ馬鹿者、それでは其の方、柳原に於(おい)て乞食をしておった、しかと左様であるか」「乞食やないって云うのにさ」うす馬鹿としては、侮辱に耐えられないのらしい、「乞食はね、源公だの房州だの太市のことだ、ほんとだよ、あたいはお貰いなんだかや、ほんとだよ、みんな知ってゆよ、阿母さんは土堤のおかんてってさ、そいつだって乞食じゃなかったんだかやね、やっぱいお貰いでしかやね、ほんとでしかや、みんな知ってゆんだかや、あたいは土堤のうす馬鹿でしかやね」「生得(しょうとく)の愚か者とみえる」武士が苦い顔をしたことは云うまでもない、「では其の方なぜ此の家へ来ておる、なぜ柳原でお貰いをしておらんのだ」うす馬鹿は、べそをかいた...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...ごめんなさいッ」男は逃げまわった...
吉川英治 「新書太閤記」
...……ごめんなさい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...武松は、ずっと入って行って、「ごめんよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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