...かえって鴎外のほうでまごついて...
太宰治 「女の決闘」
...以前と違って、矢鱈(やたら)に私にお追従(ついしょう)ばかりおっしゃるので、私は、まごついて、それから苦しくなりました...
太宰治 「千代女」
...少し自分でまごついて顔を赤くしたというだけの事で...
太宰治 「パンドラの匣」
...廊下には、他(ほか)の部屋の塾生たちが、五、六人まごついて、こちらの様子をうかがっている...
太宰治 「パンドラの匣」
...わたしはすっかりまごついてしまった...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...合点の行かなそうなまごついた顔をしたんだよ...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...ごつい金歯がひどく顔の感じを悪くしていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...私は先生のごつい木綿の蒲団の中で過すようになる...
外村繁 「澪標」
...クリストフと祖父とはすっかりまごついた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ローザはまごついた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...例えばごついお父ちゃんのヴォートラン...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ジェシはますますまごついた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...まごついた顔をババに見られたくなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...なんだ」と先生はまごついて...
山本周五郎 「季節のない街」
...そうです」万三郎はすっかりまごついて...
山本周五郎 「風流太平記」
...要点を」伊兵衛はちょっとまごついた...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...意外なものに打たれてまごついたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...成政は、まごついて、どぎまぎしていたが、にじり寄って、両手で拝領した...
吉川英治 「新書太閤記」
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