...それから三日三晩くらいぶっつづけにこんこんと眠りたいのだ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...茫洋混沌(ぼうようこんとん)たる大河のように見えたのだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...そこんところは大事だぞ...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...そこんとこはひとつ安直兄いからよろしくおとりなしを頼みますぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...だが、お雪ちゃん、しっかりしなくちゃいけねえぜ」「何をでございます、先生」「何をったって、お前さん、見かけによらねえ白無垢鉄火(しろむくてっか)だ」「何でございますか、それは」「お前は、今まで、鎌をかけかけ、この道庵から絞り出そうとたくむ敵は本能寺にあることがよくわかった、全く小娘と小袋は油断ができねえ――」「いいえ、なにもわたしは、たくんで先生から物事を承ろうとも致しません」「致さないことがあるものか、お雪ちゃん、お前は、さいぜんから、この酔っぱらいを、舌の先で遠廻しに操(あやつ)って、この道庵の慈姑頭(くわいあたま)から絞り出そうという知恵は、つまり子をおろす方法と、それから子種を流すにいい薬でもあったら、それをたぐり出そうとこういう策略なんだ、わかった、全く油断ができねえ、お雪ちゃん、お前という女は雪のように白い女だか、もう泥のように真黒くなっているんだか、そこんところを、これから拙者が見届けて、それからの挨拶だ、人間というやつは、うっかり信用すると一杯食わせられる」「まあ、ひどい――先生は何というヒドイ邪推をなさるお方でしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨日(きのう)紹介した混沌(こんとん)たる太古の眼を精一杯に見張って...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...大川氏はこの悲劇のため一時まったく昏倒(こんとう)したくらいで...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...」体操の先生はちょこんと紅白の運動帽をかぶって生徒たちのところへいらっしゃいました...
林芙美子 「ひらめの学校」
...空咳(からせき)こんこんとして涙を襦袢(じゆばん)の袖(そで)にかくしぬ...
樋口一葉 「十三夜」
...懇篤(こんとく)重厚なるジェルメエヌ後家の述懐...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...こんこんとノックの音がする...
平林初之輔 「五階の窓」
...ごらんなさい、よく見ると薄白くポーと光ってるんじゃない? ほら、ここんとこ...
三好十郎 「冒した者」
...昏倒(こんとう)した者を運んでいくくらいのことはなんでもないと思いますね...
森下雨村 「五階の窓」
...まだここんとこがどきんどきんと鳴ってるから」彼は着物の衿(えり)をひろげ...
山本周五郎 「季節のない街」
...混沌(こんとん)と...
吉川英治 「剣の四君子」
...ちょこんと石の台座に乗せてあった...
吉川英治 「私本太平記」
...ここんとこさ」で...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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