...ちょうど頃合(ころあい)の温かさで...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...じつはころあいのうちが見つかったもんですからな」西田の声がして家のなかの空気は見るまに変(か)わってしまった...
伊藤左千夫 「老獣医」
...本箱らしい黒塗の剥(は)げた頃合(ころあい)の高さの箱が腰掛ともなりランプ台ともなるらしかった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...丁度(ちょうど)A液がうまく浸みこんだ頃合(ころあい)を見はからって...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...ころあいを見はからって...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...ころあいを見て、吉十郎が、「ハッ...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...ちょうどいいころあいの...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ころあいをうかゞって火をつけまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...もうそろそろお神輿(みこし)をあげるころあいだと感じた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ちょうどころあいを見はからってはだしぬけに精一杯ちやほやして...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...本来は築地(つきじ)辺一番便利と存じ最初より註文(ちゅうもん)致置候処いまだに頃合(ころあい)の家見当り申さぬ由あまり長延(ながびき)候ては折角の興も覚めがちになる恐(おそれ)も有之候間(あいだ)御意見拝聴の上右浅草(あさくさ)か赤坂かの中(うち)いづれにか取極(とりき)めたき考へに御座候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...頃合(ころあい)を見はからってタンク車がやってきて...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...ころあいなのを選んで一式纒めてくれ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...頃合(ころあい)をはかりながら...
久生十蘭 「あなたも私も」
...全く刈田(かりた)の頃合(ころあい)の柔かさを...
柳田国男 「こども風土記」
...これはちょうどころあいな...
柳田国男 「年中行事覚書」
...琵琶(びわ)の湖水を境にして染めわけられたころあいである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ころあいなところで...
吉川英治 「神州天馬侠」
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