...此奴(こやつ)は病院へ来た奴だ...
泉鏡花 「活人形」
...こやつにはルイ・ベッケルという双生児(ふたご)の兄弟があって...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...それは禁制の江戸灣へのこのこやつてきて追ひもどされた六十噸のイギリス商船「ブラザース號」とも...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...こやつを討つのが...
直木三十五 「南国太平記」
...もともと奴(やつこ)といふ名からして、大昔から貶(いやし)められ、罵しられた卑稱で、あやつ、こやつ、やつ、やつこ、家(いへ)の子、家(や)ツ子だといふことだ...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...……すると、この馬さんは、いったい、どうするかしら?」「はい、それは、ものによるのでござります」「すると、気にいったものなら、食べてもらえるわけなのね」「かくべつ、遠慮するようなこともいたしますまい」「もし、長人参だったら、どうでしょう」「いやはや、それは……」「やはり、喰べませんかしら」「傲(おご)ったことをもうすようですが、こいつの口は、あげな棒っ切れのようなものを食べるようには、できておらんのでござります」「無理に口へ押しつけたら?」「ああはや、飛んでもない! そのようなことをして、こやつに、フウッと太い鼻息でもひっかけられなんだら、そのひとのしあわせというものでござります」「……でもね、おじいさん...
久生十蘭 「キャラコさん」
...こやつ禽獣の如き敵でありながら...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...こやつを狙うべきが順当だったと合点された...
牧野信一 「鬼涙村」
...こやつまざまざと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...こやつをからめ取って...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...火を貸して下せえな」「何をこやつ!」先程から...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...短気なことを!吉村此奴(こやつ)...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...又はなんの証拠もなくて反証ばかりあがっていながらテッキリ此奴(こやつ)と名判官が睨むのは...
夢野久作 「鼻の表現」
...……さては、こやつ...
吉川英治 「私本太平記」
...こやつ、仮面を剥(は)いで見せたな」「おう、これが本体かもしれぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...定房の目的に気がついて「こやつ...
吉川英治 「私本太平記」
...「おお、こやつは、元叡山におって、今では吉水の門下で実性とか呼ばれている売僧(まいす)じゃ」「さては、法然にいいふくめられわれらの動静を間諜(かんちょう)しにうせたな」「いうまでもない、隠密(おんみつ)じゃ」「どうしてくれよう」「懲(こ)らしめのため、ぶち殺せ」この殺気の中で見つかったのであるから堪(たま)ろうはずはない...
吉川英治 「親鸞」
...「こやつ、少し血迷っているな」と思いながら、グイと、対手(あいて)の押してくるのをこらえきると、男は、馬のような前歯をかみしめて、「ウ、邪魔をしやがると、承知しねえぞ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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