...一人の弟なる千文(ちぶみ)や近く仕ふる人々がこもごも且つ慰め且つ諫めて打嘆くにも...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...フレデリック大王の普魯士(プロシヤ)はこもごも余の眼に浮び...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...二人は再生の悦びを交々(こもごも)のべた後で...
海野十三 「蠅男」
...上下こもごも利を貪(むさぼ)って...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...こもごも立って簡単な演説をしていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ただ捨て置いては上下こもごも利を征めて国が危くなるゆえ...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...悲喜こもごもの妙な気持だった...
サキ Saki 妹尾韶夫訳 「第三者」
...万感こもごもわき起ってくる...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...激しい愛情の時期と懶(ものう)い冷淡の時期とが交々(こもごも)やってきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...両派こもごもあった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こもごも考え併せるべきではあるまいか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あれから袁一門の部族からこもごも奇襲をうけて...
吉川英治 「三国志」
...関羽はすでに都を脱して、昨夜からこの城中におる」「えっ、関羽もおるとか」「皇叔の二夫人もおいで遊ばす」「それは意外だった」糜竺(びじく)兄弟は、さっそく通って、二夫人に謁(えっ)し、また、関羽に会って、こもごも、久濶(きゅうかつ)の情を叙(じょ)した...
吉川英治 「三国志」
...こもごもに彼のまえへ来て...
吉川英治 「新書太閤記」
...こもごもに玄関へ入って...
吉川英治 「親鸞」
...当夜の諸兄の交(こもごも)な鞭撻と愛情のおことばはまことにうれしかったが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...万感交(こもごも)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こもごも手をつかえて泣くばかりだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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