...前(まへ)の席(せき)に腰(こし)を下(おろ)してゐた小娘(こむすめ)の顏(かほ)を一瞥(べつ)した...
芥川龍之介 「蜜柑」
...小娘(こむすめ)の開(あ)けようとした硝子戸(ガラスど)は...
芥川龍之介 「蜜柑」
...再(ふたた)び例(れい)の小娘(こむすめ)に導(みちび)かれて玄関(げんかん)に立(た)ち出(い)で...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...しばらく坐(すわ)ることも打忘(うちわす)れて小娘(こむすめ)のようにはしゃいだことでした...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...羊の番の小娘(こむすめ)よ……どんたくの休日(やすみ)のけしき川に浮び...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...すると小娘(こむすめ)は...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...小女(こむすめ)は男の口から一歩進んだ誘(いざな)いを待っているかのように...
田中貢太郎 「水魔」
...「君の家を云っても好いじゃないの」小女(こむすめ)はちょっと足を止めるようにしたが...
田中貢太郎 「水魔」
...「ここで休もうじゃないの」小女(こむすめ)は黙って山を右におりて...
田中貢太郎 「水魔」
...山西はふと小女(こむすめ)はべつに往く処はないが...
田中貢太郎 「水魔」
...山西はびっくりして蒸気(ゆげ)の濛濛(もうもう)と立っている鍋越しに小女(こむすめ)の方を見た...
田中貢太郎 「水魔」
...それは眼と眉の間の晴ばれとした今の小女(こむすめ)の顔であった...
田中貢太郎 「水魔」
...相馬街道相馬(さうま)街道の馬追(うまおひ)さんは肩で風切つて南へ通る未通娘(をぼこむすめ)はおぼろに紅い咲いた桜もおぼろに紅い田甫烏(たんぼからす)か馬追さんは未通だまして二度来てくれぬ相馬街道の馬追さんよ未通娘に何に変ろ...
野口雨情 「別後」
...それでいいのだから――してくれるわねえ――あそんでくれるわねえ――何でも好きな御褒美(ごほうび)をそなたの――ほしいものを上げるから」こむすめはうなずいた――千世は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...途端(とたん)に稽古(けいこ)に來る小娘(こむすめ)が二三人連立(つれだ)ツて格子を啓けて入ツて來た...
三島霜川 「平民の娘」
...あんな小さいこむすめを咥(くは)へてゐるといふことは...
室生犀星 「末野女」
...田の畔(あぜ)にこしかけて黄粉握飯(きなこむすび)などを食べている人に...
柳田国男 「母の手毬歌」
...厚朴葉飯(ほおのはめし)や黄粉握飯(きなこむすび)ほど...
柳田国男 「母の手毬歌」
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