...記憶にはあともなく消えはてしありし夜(よ)のことわざも歸り來て...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...きっと三度ある)と諺(ことわざ)にいうとおり...
海野十三 「地中魔」
...俗に気の利いたお化けの引込む時分という諺(ことわざ)がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...「Keine Brcke fhrt von Mensch zu Mensch.(人から人へ掛け渡す橋はない)」私はつい覚えていた独逸(ドイツ)の諺(ことわざ)を返事に使いました...
夏目漱石 「行人」
...流俗の諺(ことわざ)に降参して...
夏目漱石 「それから」
...知らぬが仏(ほとけ)という諺(ことわざ)がまさにこの場合の彼女をよく説明していた...
夏目漱石 「明暗」
...ことわざに言われた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「人の頭の蠅(はえ)を逐(お)うよりは先ず我頭のを逐え」――聞旧(ききふる)した諺(ことわざ)も今は耳新しく身に染(し)みて聞かれる...
二葉亭四迷 「浮雲」
...法律の原則を諺体(ことわざてい)の短句としたものであって...
穂積陳重 「法窓夜話」
...ことわざを知っていますか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...「夜目遠目傘の中(うち)」なんていふ洒落(しや)れた諺(ことわざ)を幼な耳に...
正宗白鳥 「雨」
...熊野猿ちゅう諺(ことわざ)通りよほどまずい神詠だ...
南方熊楠 「十二支考」
...君の今言った秋茄子を嫁に食わせるなという俗諺(ことわざ)も味が佳(よ)いからという訳であるまい...
村井弦斎 「食道楽」
...ことわざに曰く作家老いて悲境に陥るということがあるが...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...これこそ諺(ことわざ)にいうところの「籠の中に糞をすればあとでこれを頭にいただかねばならぬ」たぐいである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これが恐らくは譬(たと)えとか綽名(あだな)とか諺(ことわざ)とか称する小さな文芸との...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...こんなときにこそ懲(こ)らしめておかなければ癖になる」「いやいや諺(ことわざ)にも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...毒くわば皿――ことわざ――ひょっくり出会ったその時から...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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