...こちこちになって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...古くて皮がこちこちになっている...
梅崎春生 「幻化」
...またはこちこちにひからびた人間になっているか...
梅崎春生 「桜島」
...こちこちとしきりに自動電鍵(じどうでんけん)がはいる...
海野十三 「海底大陸」
...こちこちの板の上に横たわり...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...それで手足の指などは自分のからだの一部とは思われないように冷え凍えてこちこちしている代わりに頭の中などはいいかげんにあたたかいものがよい程度に充実しているような気がしている...
寺田寅彦 「春六題」
...彎曲したこちこちの根が...
豊島与志雄 「蓮」
...このこちこちとした内子の味は...
中谷宇吉郎 「母性愛の蟹」
...こちこちの木煉瓦(もくれんが)の路地をあるくおれの靴音がこつんこつんとひびいて...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...こちこちの信心家でも...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...こちこちのまるで揚煎餅(あげせんべい)のように薄っぺらな...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...こちこちに凍てついた長靴で顳(こめかみ)を挟まれながらも...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...それほどもう谷かげの雪はこちこちに凍(し)みついてしまっていた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...その階段(かいだん)は厚(あつ)いどろがこちこちに積(つ)もって...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...雁首(がんくび)にてこちこちと錠をうちて明け「へえおつかさん...
三木竹二 「いがみの権太」
...一郎も河原にすわって石をこちこちたたいていました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...女性に遠い気のするほどこちこちしたものごしでおありになるのも不思議である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...吊り伸びてこちこち鳴りそうに固かった...
横光利一 「旅愁」
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