...心持(こころもち)煩(わずら)はしければとて...
泉鏡花 「印度更紗」
...足をこころもち早めた...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...すこしは殊勝なこころもちのなかに発見するであろう...
谷譲次 「踊る地平線」
...ただ頬の色がこころもち青ざめただけでした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...白い髮とこころもち前に曲つた腰のあたりに目をやつた...
辻村もと子 「春の落葉」
...愛の働きを聞いてからは子を失(な)くしてまたおおぜいの子を持った心地(こころもち)で...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...喫茶室のようなこころもちのものを要求したにちがいない...
中井正一 「巨像を彫るもの」
...気が開けていくこころもちになるのである...
中井正一 「美学入門」
...今まさにレースコースにつっ走ろうとする人のこころもちでは...
中井正一 「美学入門」
...こころもち膝をこちらに向けるようにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...その刀をこころもち居合に取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...こころもちくびをかしげて...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...いわば天へも昇る心持(こころもち)になって……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その心持(こころもち)は今...
水野仙子 「冬を迎へようとして」
...どんなこころもちでしょう...
宮本百合子 「親子いっしょに」
...その沈潜するこころもちをまぎらすように...
宮本百合子 「五月のことば」
...その心持(こころもち)が今も子どもの中に伝わっているごとく感じたからである...
柳田国男 「こども風土記」
...筑前どののおこころもち...
吉川英治 「新書太閤記」
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