...二十面相はさも心地(ここち)よげに...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...寐台(ねだい)の上(うえ)に引(ひ)いて行(ゆ)かれたような心地(ここち)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...父に別るる哀(かな)しさもいささか慰めらるる心地(ここち)して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...自己――千々岩安彦が五尺の躯(み)まず破れおわらんずる心地(ここち)せるなり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そして彼女はまたいっそう頼もしい心地(ここち)で生活しだした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...柔情(にゅうじょう)甚だ忘るべからざる心地(ここち)す...
永井荷風 「江戸芸術論」
...お山から吹き下ろす神風が懷(ふところ)に入る時は春先とも思うほどの心地(ここち)がします...
中里介山 「大菩薩峠」
...この土地に居つきたい心地(ここち)もする...
中里介山 「大菩薩峠」
...はつと思つて手を引き候とたん何とも申さうやうのない心持(ここち)致し...
森鴎外 「そめちがへ」
...生きた心地(ここち)もないほど...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...進退ここにきわまったここちでござる...
吉川英治 「新書太閤記」
...戦場へ向うようなここちもせず...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふかい地の底へでも――こうして供に従(つ)いてゆくようなここちがした...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしは一滴の涙を禁じ得ないここちがするのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...鎌倉殿のおん前に曝(さら)すのは耐えられぬここちがしますが...
吉川英治 「日本名婦伝」
...ほっと助かったようなここちがしまする」「なんの...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...寝もやらずにいる佐々介三郎のすがたがもう眼に見えるここちがした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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