...今更本郷くんだりの俺の縄張内を胡乱(うろ)ついて...
泉鏡花 「婦系図」
...遠く台湾くんだりへ往つてしまふし...
薄田泣菫 「茶話」
...なにもえりにえつて流刑のひとの行く北海道くんだりまで追ひやらなくとも――などゝ...
辻村もと子 「早春箋」
...オールダショットくんだりまで来られるか?」「業務の方はきっとジャクソンがやってくれる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...何も千葉くんだりへ行かねえだって……...
徳田秋声 「新世帯」
...どうして小樽くんだりまで行って...
徳田秋声 「仮装人物」
...古市くんだりまでこうしてお調戯(からかい)にお下りあそばしまする...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼まれもしない長州くんだりまで兵隊を出してどうする気だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠路を厭はず奧州くんだりまで下向した者共で...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...神戸くんだりまでおハナさんを尾行(つけ)てやってアラ拾いをさせる...
久生十蘭 「金狼」
...俺はこれから本気に四国くんだりまで行く気なのかしら? 四国まで行つて...
北條民雄 「道化芝居」
...わざわざこんな神戸くんだりまでやつて來たかのやうな氣にさへなり出したほどであつた...
堀辰雄 「旅の繪」
...好くも図々しくこれで東京くんだりまで出かけられて来たものね...
牧野信一 「小川の流れ」
...然し君は……小父さんがあんなに云ふものをねえ……だけど本当は仕度も何も要りはしないんだから一緒に発つといいんだがなあ」「だつてえ……お父うが明日コロば売つて金ば持たせてやるからつて……」「一人娘を東京くんだりまで嫁〔縁カ〕づかせるのに仕度金も持たせねえぢや...
三好十郎 「おスミの持参金」
...扨(さて)たくんだり...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...この滄州(そうしゅう)くんだりまで来てやっと落ちつき...
吉川英治 「新・水滸伝」
...長崎くんだりまで行って...
吉川英治 「春の雁」
...遥々リーヴンくんだりから...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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