...自己を韜晦(たうくわい)するといふことと同じか?』『高橋君...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...序傳(つた)ふる處(ところ)の怪異(くわいい)の書(しよ)...
泉鏡花 「怪談会 序」
...夜な/\狐の徘徊(はいくわい)する所へ麦(むぎ)など舂杵(つくきね)を雪中へさし入て二ツも三ツもきねだけの穴(あな)を作りおけば...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...八寸に載って出た慈姑(くわい)をひょいと挟(はさ)もうとして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...故に仏人の熱灰(ねつくわい)上にの脚を炙(あぶ)るを見て...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...」訝(いぶか)る間(ま)もなく蘿月(らげつ)は七ツ八ツの頃(ころ)によく三味線(しやみせん)を弄物(おもちや)にした長吉(ちやうきち)の生立(おひた)ちを囘想(くわいさう)した...
永井荷風 「すみだ川」
...くわい頭を摘(つま)んで見せました...
中里介山 「大菩薩峠」
...凡(すべ)ての老人(としより)が殆(ほとん)ど狂(きやう)するばかりに騷(さわ)ぐ二日(ふつか)の其(その)一日(にち)が卯平(うへい)には不快(ふくわい)でさうして無意味(むいみ)に費(つひや)された...
長塚節 「土」
...こんな會話(くわいわ)が老夫婦(らうふうふ)の間(あひだ)に取(と)り換(か)はされたのは...
夏目漱石 「門」
...展覽會(てんらんくわい)の方(はう)の約束(やくそく)もあるんだから‥‥」「どうだか...
南部修太郎 「畫家とセリセリス」
...今夜は外の警戒を一切撤回(てつくわい)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伯父樣(おぢさま)御全快(ごぜんくわい)にならば表店(おもて)に出(で)るも譯(わけ)なき事(こと)なれば...
一葉女史 「大つごもり」
...勝手(かつて)に成(な)れとて彼(あ)れを家(うち)へ迎(むか)へたは丁度(てうど)貴孃(あなた)が御懷妊(ごくわいにん)だと聞(きゝ)ました時分(じぶん)の事(こと)...
樋口一葉 「十三夜」
...愉快々々(ゆくわいゆくわい)...
逸見猶吉 「火を喰つた鴉」
...」宥快(いうくわい)は居る所の室を清音閣と云つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...迂回(うくわい)して船場(せんば)に向はうとするのである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...早知雲雨会(はやくもしるうんうのくわいするを)...
森鴎外 「魚玄機」
...膳の上にある鉢の中から慈姑(くわい)の甘煮(うまに)をつまんで口へほうりこんだ...
山本周五郎 「ちゃん」
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