...それから黒くくすんでいる飛石らしいのが向うへ続いて...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...急に陽の光がかすれて四辺(あたり)がくすんで来た...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...急に陽の光がかすれて四辺(あたり)がくすんできた...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...白い塗料がくすんでる高い天井...
豊島与志雄 「道標」
...ぼーっとくすんでいる...
豊島与志雄 「復讐」
...醜く濁ってくすんでることもあるが...
豊島与志雄 「程よい人」
...色はくすんでいる...
豊島与志雄 「慾」
...くすみにくすんでいる...
久生十蘭 「一の倉沢」
...事はわけなくすんでしまった...
久生十蘭 「無月物語」
...木道具や窓の龕(がん)が茶色にくすんで見えるのに...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...手っ取り早くすんでしまう話なのですからね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...きょうのように空が青くすんでいるのを見たことがありません...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...土色はくすんで寒いくらいです...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...本が大ぶりで表紙がくすんで居れば儒者などの著作で...
柳田國男 「書物を愛する道」
...じみでくすんでいるほど逆に魅力をつよめるものだ...
山本周五郎 「契りきぬ」
...紫虚観(しきょかん)の三文字が金色もくすんで見える...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ついに事なくすんでしまった例などある...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...何の事もなくすんで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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