...朽(く)ち葉(ば)のくさみを持った煙(けむり)はいよいよ立ち迷(まよ)うのである...
伊藤左千夫 「告げ人」
...な」「それが今の芸人どもの旧臭味(ふるくさみ)...
岩野泡鳴 「猫八」
...そして犬のように臭気(くさみ)を嗅ぎながら...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...気難しやの大統領は嚔(くさみ)をしさうな顔になつた...
薄田泣菫 「茶話」
...まもなくそれを抜いて鼻を窘めてくさみをするかと思うと...
田中貢太郎 「怪しき旅僧」
...何となくさみしいとは思ふのである...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...夕焼雲を眺めてゐるうちに何となくさみしくそしてうらかなしくなつた...
種田山頭火 「松山日記」
...自分の藝が一度踏み入つた境から何うしても脱れる事の出來ない一とつの臭味(くさみ)を持つてゐる事をつく/″\感じながら...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...近道をして三里余も畑の畔(くろ)の草径(くさみち)を通った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...酒(さけ)と茶(ちや)はちつとでも臭味(くさみ)移(うつ)らさんだから」小柄(こがら)な爺(ぢい)さんは茶碗(ちやわん)を口(くち)へ當(あ)てゝ左(さ)も憤慨(ふんがい)に堪(た)へぬものゝやうにいつた...
長塚節 「土」
...同時にいくら糊細工(のりざいく)の臭味(くさみ)が少くても...
夏目漱石 「田山花袋君に答う」
...何となくさみしい感じがしました...
新美南吉 「疣」
...いやもう私(わし)は嚏(くさみ)一つせぬ位...
樋口一葉 「十三夜」
...いや最(も)う私(わし)は嚔(くさみ)一つせぬ位(くらゐ)...
樋口一葉 「十三夜」
...嚏(くさみ)をしさうになりますのを怺(こら)へ/\致しますので...
宮原晃一郎 「漁師の冒険」
...若芽のころ摘んで茹(ゆ)づればそのくさみは拔け...
若山牧水 「家のめぐり」
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