...毒々しい銀色にきらめき渡る...
大阪圭吉 「死の快走船」
...ちょっと離れたあそこここにかすかなきらめきが見えて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...敵方のはやし立てる明るい声や逃げて行く弱い子の背中にぴよんぴよん動く小さな帯の結び目や若葉のきらめき...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...灯火がきらめき農舎の影絵がちらつき...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...あきらめきれぬ苦悩を餌食にするものである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...いつものあきらめきった温良さの表情があるばかりだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...霊あるが如き星のきらめきは...
永井荷風 「里の今昔」
...あきらめきった悲しい手紙を息子へよこしている...
長谷川時雨 「西川小りん」
...秋の野末の稲妻のように私の脳底にきらめきいり...
久生十蘭 「海豹島」
...それがあきらめきれんで...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...見れば服が雨粒できらめき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...きらめきながら澄み渡って...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...そしてたったいま夢(ゆめ)であるいた天の川もやっぱりさっきの通りに白くぼんやりかかりまっ黒な南の地平線の上では殊(こと)にけむったようになってその右には蠍座(さそりざ)の赤い星がうつくしくきらめき...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...この河の水のきらめきがつたえる生活の響はやはりちがうことを感じさせます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...古き東洋の文字たちは次から次へとふき込まれる命の新しさに愕いてわれと我が身を あやしみながら七彩にきらめきいとしきひとの かたへと飛ぶ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...尼になった人のことをまだあきらめきれぬように言い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたし個人としては何としてもあきらめきれない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後継ぎのない悲しさもあきらめきった高雅な容姿だった...
横光利一 「旅愁」
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