...証拠ともなるべきものは...
芥川龍之介 「偸盗」
...修養を持って始めて得るべきものであって...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...と口速に言いてすなわち之(これ)が捨台詞(すてぜりふ)とでも称すべきものならんか...
太宰治 「花吹雪」
...いまたたずんでいる八重はかたちもきものも...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...紫の目立つ銘仙(めいせん)かなにかの華美(はで)な模様のついた衣服(きもの)で...
田中貢太郎 「蟇の血」
...奴隷の訳語によって知られている如きものが我が上代にもあったように漠然思いなされた気味があるのではあるまいか...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...筒袖と云ひ股引と云ひ一續きに作るを得べきものに非ず...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...杖(つえ)がつきものになっている魔法使いはたいていばあさんかじいさんであるが...
寺田寅彦 「ステッキ」
...顧ふに閣下が一介の武弁を以てして今日の難局に当る初より経綸の一も観る可きものなきは又当然なりとせむ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...しかし怖るべきものである...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...それで家に口傳の如きものがあつて...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...荒(すさ)まじきものでしょう...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...そしてその中にはねのような軽(かる)い黄金いろの着物(きもの)を着た人が四人まっすぐに立っているのを見ました...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...そうならいいけれど、もし別のでしたら袷、きもの、羽織送って下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...特筆すべきものが非常に多いのであります...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...ついには社に行くこと屠所(としょ)の羊のごときものがあった...
吉川英治 「親鸞」
...腫物(できもの)でござったか」「できものに閉(と)じ蓋(ぶた)」「頭かくして尻かくさず」「論より証拠」「犬も歩けば――」などと駄洒落(だじゃれ)をいって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それとすぐに続いた「めでたきもの」が紙の初めに書かれてあったと考えれば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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