...そうすると今(いま)までの旅装束(たびしょうぞく)がその場(ば)できちんとした謁見(おめみえ)の服装(ふくそう)に変(かわ)るのでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...きちんとした制服に身をかためた植松総監だった...
海野十三 「第五氷河期」
...調剤師のやるようなきちんとしたのではなかったので...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...かねて思いはかっていたよりも十倍くらいきちんとしたお宅だったので...
太宰治 「狂言の神」
...きちんとした二部屋のアパートにいたが...
太宰治 「メリイクリスマス」
...そのそばにはきちんとした身なりの警部殿が立っており...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...きちんとした人物で...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...きちんとした姿(なり)をした十八...
徳田秋声 「新世帯」
...きちんとした身装(みなり)をして...
徳田秋声 「爛」
...それだのに焼け跡に早くもきちんとした家を建てて暮らしていなさる...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...狹苦(せまくる)しいにしてもきちんとした傭人部屋(やとひにんべや)の周圍(しうゐ)の土(つち)に箒目(はうきめ)を入(い)れて水(みづ)でも打(う)つて見(み)たり...
長塚節 「土」
...“学者は速い舌、小さな唇、きちんとした歯、気高い外観、形の良い鼻と耳、生き生きとした精神、および優雅な挙動、を持っていなければならない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...きちんとした一人の生活をつゞけられてゆける私が...
林芙美子 「風媒」
...きちんとした、そして少し悲しさうでさへある、小さな女の子の顔を見ると、あそこにまだお前は成長してゐるのではないかしらとおもふ...
原民喜 「火の子供」
...この小柄できちんとした身なりのご婦人なら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...きちんとした勘定もしなければ予算も立てなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...普段はきちんとした身なりをしている黒坂が...
柳田国男 「故郷七十年」
...皺一つ寄つてゐないきちんとした胴衣(コルサージュ)を身につけた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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