...過敏にきちょうめんできれい好きな葉子はもうたまらなかった...
有島武郎 「或る女」
...電灯を几帳面(きちょうめん)に盡(ことごと)く消し去って...
海野十三 「第四次元の男」
...あれが器械仕掛けでメトロノームのようにきちょうめんに鳴るのではちっとも涼しくはないであろう...
寺田寅彦 「涼味数題」
...ごく几帳面(きちょうめん)な署名がついていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...毎日曜日には几帳面(きちょうめん)に母に会いに来...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...几帳面(きちょうめん)な同人どもの中にこの狂人を引き入れたのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...クリストフとの几帳面(きちょうめん)な同棲(どうせい)に馴(な)れることは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女はきちょうめんにテナルディエの所へ金を送っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...政府主義(きちょうめんな一党派に対する乱暴な名前ではあるが)のうちに交じってる無政府主義であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それなら万事こう几帳面(きちょうめん)に段落をつけるかと思うと...
夏目漱石 「坑夫」
...そうしたらまたお話ししましょう」私はこんな事に掛けて几帳面(きちょうめん)な先生を信じていた...
夏目漱石 「こころ」
...もっと几帳面(きちょうめん)に云えば...
夏目漱石 「明暗」
...几帳面(きちょうめん)な...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...その手紙に几帳面(きちょうめん)な署名がなかったら...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...シラ几帳面(きちょうめん)のおしろうととは違うんだから...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...マーチおばさんは、すべて命令ずくめで、きちょうめんで、くどい長いお説教で、エミイを教育しようとしましたが、これがまたエミイをすっかり不幸にし、まるでじぶんはくものあみにかかったはえのようだと思いました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...親の垢(あか)几帳面(きちょうめん)な藩邸(はんてい)の中に...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...ものを几帳面(きちょうめん)にすることを教えようと思ったんだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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