...絞盤(こうばん)の歯車のきしむ音が船首と船尾とからやかましく冴(さ)え返って聞こえ始めた...
有島武郎 「或る女」
...木戸はきしむ音もたてずに軽々と開いた...
有島武郎 「フランセスの顔」
...数年間日本にいたハバード夫人が私に、これは重い荷をつけた荷車が通り過ぎる音だといい、私はそれについては、何も心にかけなかったが、次の瞬間、砕けるような、きしむような、爆発するような、ドサンという衝撃が、建物全体をゆり動かし、まったく、もう一度この激動が来たら、建物は崩壊するだろうと思われた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ぎちぎちと松葉杖のきしむ音をたてて通りすぎた...
海野十三 「怪星ガン」
...横から見たところはなんだかひょろひょろしたあぶなっかしい橋であったが、こうして渡ってみるとすこしもゆれず、きしむ音もなく、しっかりしたビルの廊下を歩いているのとかわりがない...
海野十三 「怪星ガン」
...ギリギリと歯車のきしむ音がして...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...しずかにドアのきしむ音が聞え...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...焚(た)きしむる花(はな)の蕚(うてな)は...
薄田淳介 「白羊宮」
...ガタガタと風もないのに戸のきしむ音がして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...何と云うきしむ戸だい! この店にも店自身に緊着(くっつ)いてるこの蝶番いのように錆びた鉄っ片れは他にありゃしねえよ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...あまりひどくきしむので...
新美南吉 「丘の銅像」
...床の上で家具のきしむ音...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ドアが開くときの蝶番がきしむ音が聞こえて...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...体はまだ幾分きしむところがありますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...馬が歩き出し、車がきしむ...
三好十郎 「鈴が通る」
...苦しみもがくまで強く抱きしむ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...骨がきしむほどの屈辱感を与えるのであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...家々の窓は微かにきしむ緊金(とめがね)の音を立てて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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